飲食店の立地調査

一般的に業種やコンセプトに合う立地でも、一度見ただけではわからない問題を抱えていることもあるので、すぐに決めることは避けたほうがいいと思います。人通りが多く競合店がない好条件の立地でも、今のところ競合がいないからと単純に喜ぶことはできません。今のところいないではなく過去に多くの出店があり現状にいたっている可能性もあります。よい条件の立地ほど、その裏の理由を調査した方がいいでしょう。立地選びに関して確認するべきる4つの要素をまとめました。

通行量と質

店の前を通る人や車の量が多いほど集客しやすい立地だとは言えます。ただしその質も重要です。ファミリー狙いの店なのに単身の学生やトラックなどの商業用車両が多いとお客さまになってくれる可能性は低くなります。平日と休日の様子を合わせて確認するため、1週間の昼夜それぞれを調査し、年齢性別、そこを往来する目的などを調べます。

集客施設と商圏調査

デパートなどの商業施設、競技場、学校など人が集まる場所が施設の近くにあると集客が見込めます。ただその施設が人の動線上にあることがポイントになります。集客施設を地図などでマークして人がどのように通行するかを分析しましょう。口コミを期待するならば、立地を説明しやすいランドマークがあると有利に働きます。

競合店の存在

近隣にある同じ業種のお店は徹底して調査しましょう。その業種で成功しているかどうかはを含め、味、メニューや商品の品揃え、価格帯、ボリューム感、サービス、席数、レイアウト、営業時間、駐車場、自店との距離などは必ず確認する必要があります。

視認性と入りやすさ

視認性とは、お客さんの動線からの看板や建物の見えやすさのことです。車なら50~100M、徒歩であれば10M先から店の存在が視界に入るかを確認します。視界に吐いても、それがどんな店で何が食べれるかを認識できなければ意味が薄いです。入り口をわかりやすくし、遠方からも認識でき、業種までイメージできるようにするといいでしょう。